御幣〈ごへい〉
建物を建てるとき、構造体である柱や梁をすべて組み上げた状態を上棟(棟上げ)といいます。
上棟を迎えると上棟式という式典を行うのですが、その際建物の一番高い場所に工事の安全と家内の繁栄を祈願して祀るのがこの写真の御幣(ごへい)です。
地域によって御幣の形や上棟式の内容はさまざまですが、工事の安全と家内の繁栄を祈願することは変わりないと思います。
このように建物を建てていく中でも節目ごとにお祝いをし、また気を引き締めるというのはとても日本的で和を大切にするすばらしい習慣だなと思います。
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日記