石灯籠〈龍野〉

石灯籠といえば、神社仏閣でよく目にする角ばったものや数寄屋建築などの庭で見かける少し丸みを帯びた可愛らしいものなどがあります。

角ばったもの丸みを帯びたものどちらにも共通しているのは灯籠の構成です。下から基礎→竿→中台→火袋→笠→宝珠という順番で積み上げられています。

この写真の灯籠は私の実家の近くにあるものなのですが、よく見てみると基礎の部分が見当たりません。地面から突然生えてきたような足元をしています。火袋の部分もハートマークのような形をしており、キノコのような可愛らしい灯籠で作者などは全く不明ですが、何とも言えず愛嬌のある灯籠です。

 

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