涓泉亭〈萱野三平記念館・箕面〉
先週末はとても天気が良く、春の訪れを感じる気持ちの良い連休となりました。
そのうちの一日に箕面市の桜井から西国街道を歩き萱野三平記念館へといたる街歩きに参加しました。
所々にある西国街道の歴史をボランティアガイドの方々に説明を受けながら約1時間半ほどの街歩きでした。
ゴールである萱野三平記念館(涓泉亭)の萱野三平とは赤穂浪士48番目の浪士と言われており、当時浅野内匠頭に仕え松之廊下での刃傷事件の際には早駕籠に乗り赤穂にいる大石内蔵助にその旨を伝えたのがこの萱野三平でした。主君の仇討ちのため赤穂浪士に加わりたかったのですが幕府の役人であった父から猛反対を受け、大きな葛藤の末この涓泉亭で自害しました。
ただこの自害により四十七士の結束は大変強固なものとなり、討ち入りをはたしました。
歴史の表舞台には現れなくてもこのように大きな存在である方がまだまだ多くおられるということを知り、とても勉強になる街歩きになりました。
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