床下の構造
普段家で生活をしていてもなかなか目にする機会がない箇所がいくつかあると思います。
例えば屋根裏や天井の懐、そしてこの写真の床下。
おそらく何か問題が起きないかぎりはまず見ることはない箇所ばかりなのですが、そのような箇所でも時代とともにさまざまに改良され変化しています。
この床下の構造は現在とは違い一昔前の構造ですが、当時はこの構造が最良と考えられていました。しかし現在は土が見えずコンクリートを全面に施すことで湿気対策や強度を高め、根太という細かい間隔で入っている角材も現在では使われることが少なく分厚い合板を一枚張ることで床下が作られるようになりました。
性能面や技術面などからこのように変化していくのですが、おそらく今後もまたどんどん変化していくのではないかと思います。
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日記