曖昧になる境界
先日移動中に街中をぶらぶらしていた際に出会った建物。
おそらく後から鉄骨でベランダをつけ足した違反建築だと思われるのですが、そのベランダに置かれた植栽が建物を侵食しはじめている様子がとても魅力的に映りました。
当初は建物という境界や植木鉢という境界などさまざまな境界によって分けられていたはずですが、だんだんと植物によってその境界があいまいになっていく。
ただ境界とは人が勝手に作ったものであり、植物にとってはまったく関係のないものなのだとあらためて感じ風景でした。
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日記