常燈堂-奥の院 室生寺〈6〉
五重塔を過ぎるとここからはとても険しい石段が続きます。
階段の角度も急で気を抜くと転げ落ちそうな石段を登って行くとこの写真の斜面に迫り出した奥の院「常燈堂」が見えてきます。
3~4階建ほどの高さの柱が林立し、常燈堂を支えています。
清水寺もそうですが、多くの山間に建てられた寺院は山を削るのではなくこのように人工的に地盤を作ることが多いように思います。
これは私の勝手な想像なのですが、斜面の中で平地を確保することが単純に難しいこと、あとは霊山である山を傷つけないためなのかなと思っています。
このように山をできるだけ自然のままに保つことで、最近のゲリラ豪雨などの災害にも影響を受けずに済んでいるのかもしれませんね。
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日記