和便器と湯たんぽ
今ではもう見ることがほとんどない「和便器」と「湯たんぽ」。
この和便器は明治ごろに使われていたらしく、それ以前は木製の便器だったそうです。
木製の便器では腐食しやすいということでこの陶器製の便器が作られるようになったそうなのですが、この写真のように陶器製の便器はきれいな装飾が施されていてとても高価なものだったらしく、当時はまだまだ木製の便器が多かったそうです。
ただそのように高級なものとして丁寧に作られたからか今でもとてもきれいな状態で残っていました。
湯たんぽも陶器製で今でも十分使える状態のものでした。昔はこの陶器製のものとブリキ製のものがあったそうなのですが、戦時中にブリキ製のものは多くが回収されたそうで、今残っているのはこの陶器製のものが多いそうです。
陶器製湯たんぽは高い保温性と遠赤外線効果でとても気持ちが良いそうで、今でも作られているようなので今度の冬にぜひ試してみたいです。
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日記