浴室床材〈十和田石〉
現在設計を進めているリフォーム工事で、浴室の床に使用を検討している「十和田石」。
奥に置いているのが乾燥した状態で、手前が濡れた状態です。
「十和田石」の特徴は、やはり濡れた時のこの緑がかった色です。とてもきれいな色をしていて、温泉によく行かれる方はご存じの方も多いかもしれませんね。
あと一つ大きな特徴が浴室の床に向いているということです。普通は濡れると滑りやすくなるのですが、この十和田石は濡れると滑りにくくなります。その理由が凝灰岩(ぎょうかいがん)という火山灰が堆積して固まった石なので、多くの小さな穴を持っています。その穴が石表面に水の膜を作らせないので滑らなくなります。
またその多孔質おかげで御影石などの一般的な石材に比べて保温性もあり、「十和田石」は見た目にも機能的にもとても浴室に適した石材です。
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日記