詳細がつくる全体〈重森三玲庭園美術館〉
重森三玲のこだわりについていくつかに分けてお話しをしてきたのですが、デザインとは一つの範囲で完結するものではなく、また表面的なものでもないということをこの旧邸から学びました。
まさに詳細が全体の雰囲気を作っているということを目の当たりにしました。(街中には詳細がなく雰囲気だけを作っている建物だらけですが(笑))
けっして重森三玲旧邸だけではなく、その他にもたくさんすばらしく勉強になる建物はありますが、作庭家である重森三玲が庭から住まいを考えたということがわれわれ設計者とはまた違った考え方のアプローチがあったのではないかと思うととても興味深い建物です。
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日記