さまざまな色の杉〈丹波篠山の家〉
この写真の中で見えている木材はほぼ杉材です。
色の赤いもの、白いもの、赤白が混ざったものなどさまざまです。中には少し黒い感じのものもあります。
このように同じ杉でも色味が違う理由は木の中心部分は赤く、外周部分が白いため、どの部分を切ったかによって赤白の違いが出てきます。
黒い部分については、水気の多い土地で育った木に多く、乾燥した土地で育った木には現れません。
このように同じ杉でも取れた場所や地域によってさまざまに表情があり、けっして同じものがありません。
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丹波篠山の家, 日記