土間三和土‐たたき‐
最近ではまずほとんど見かけることがなくなってしまった土間三和土(たたき)。
私が幼いころにはまだ祖母の家に三和土が残っていて、幼心になぜ家の中に土があるのか不思議に思いましたが、大人になり、建築を学ぶようになっていかに土間が生活スタイルにあった合理的なものであったかということ、そして仕上げとして美しいものだったかということをあらためて知りました。
では「三和土」と書いて「たたき」となぜ呼ぶのかというと、まず叩いて土を固めることから「たたき」と呼ばれるようになり、材料が土(黒土や赤土、砂利など)と消石灰とにがりの三種類を使うことから「三和土」となりました。
たんなる当て字なのですが、なぜか私にとってお気に入りの当て字です。
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日記