「記憶」それとも「よごれ」〈香里園の家〉
リフォーム工事を行うとこのような以前の間取りの面影がよく現れます。
部材の残りもあれば、鉛筆やマジックなどのメモ書きもあります。初めから柱を見せるということであれば、このようなことにはならないのですが、突然現れることになってしまった柱や梁、その他の下地材はまったく意識されていません。
普通はきれいな材を貼り付けたり、削り取れるものは削ったりすると思うのですが、今回は特別ひどい状態でなければできるだけ手を加えていません。
ただ実際には住まい手の判断によるので、この状態をきれいでないと思われる方も当然います。
「記憶」か「よごれ」か、とても判断が難しいです。
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日記, 香里園の家