ホールダウンアンカー〈丹波篠山の家〉

柱の横に立っているボルト、これはホールダウンアンカーという構造金物です。

構造金物にもたくさんの種類があるのですが、このホールダウンアンカーはその中でもとくに重要な金物です。

このボルト部分専用の金物を取付け柱に固定します。そうすることで基礎コンクリート・土台・柱が一体となり、地震などで基礎と木部がばらばらにならないようにする役割があります。
全ての柱に取付けるのではなく、大きな力が加わる建物の角部分に一般的にはよく取付けられています。
しかしただ単純に角というわけではなく、構造計算を行った上で取付け箇所を決定し、また力の掛かり具合も検討した上で10knや15knなど必要に応じた金物を取り付けていきます。

このようにたった一本のボルトですがとても重要な役割を果たしてくれています。

 

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