静かな主張〈住吉の長屋〉
あてもなくフラフラと自転車で散歩をしていて、住吉大社の近くまでやってきたので、久しぶりに「住吉の長屋」に立ち寄ってみました。
「住吉の長屋」といえば安藤忠雄氏の代表作でご存じの方も多いと思います。
建物が竣工した当初、内部のプランだけでなく三軒長屋の真ん中だけを取り壊してコンクリートの箱を挿入した外観にもさまざまな物議が起こったそうですが、現在の姿はとても静かで穏やかな表情に見え、むしろ周りの建物の主張のほうが強いのではないかと感じるくらいでした。
ただ、だからといって住吉の長屋のような建物ばかりで街並みをつくればいいかというとそうでもなく、逆にこのような街並みに存在するからこそ静かな存在感があるのだと思いました。
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日記