鉄鋼館〈万博公園〉〈2〉
鉄鋼館内壁のコンクリート打ち放しです。
よく見てみると普段よく目にする打ち放しとは雰囲気が違っています。
というのも昔はコンクリートを打設するときに杉のバラ板を使っていました。そしてその木目がコンクリートに写り、とても味わいある打ち放しになっていました。
現在はそれを真似て杉板の打ち放しを作ることがありますが、逆に今は高価な仕上げになってしまい、なかなか作ることはできません。
この鉄鋼館の内壁はそのさらに上をいっていて、タテの材を入れることでレンガやタイルのような非常に密度のある壁になっていて、光が当たるととても深みのある壁になっています。
たかが打ち放しされど打ち放しです。
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日記