時代を写す塀
街を歩いていると時折「ん?」と感じるものに出会います。
今回は一見普通の塀のように見えるのですが、よく見ていると腰壁がレンガ積みになっていたり、犬矢来がスチールでできていたり、笠木にブリキの樋が付いていたりとなかなか普通ではない要素が見られます。
おそらく時代の変化とともにより良い物を求めて、新しい素材や工法などが試されてきたのだと思います。
そしてそれが現在も続いていますが、残念ながら昔と違うのは表情のある素材がだんだんと少なくなっていることです。
この塀のようにそれぞれの時代の特徴を表しながら、趣きのある建物が今後も作り続けられればと思います。
NaO Design&Partners HP>>
-
日記